ラグーザのマンション暮らしを想像   2018年9月訪問


地方都市ラグーザといえども、住宅事情を想像するに、現代的なマンション暮らしが主流のようです。そして、マンションもピンキリのようです。

201809ラグーザ郊外モダンマンション (1)
( 郊外の21世紀風ガラス張りイメージの高級マンション)

イタリアも、他のヨーロッパ諸国と同じように中小都市へ行っても戸建てが少なく、並みレベルの市民の大半はマンション暮らしです。その分だけ、一生過ごす空間になるので、いつの間にやら快適で使い勝手の良いマンションができあがってきているようです。戸建に固執する日本人と違うところですね。


201809ラグーザ郊外住宅地道路
( 新市街の幹線アメリケ通り沿いの新築マンション )

立派できれいなマンションもあれば、少しうらぶれた感じの建物もあります。こういうところは世界共通です。ただ、ラグーザは、都市そのものが相対的に豊かで、なお、少しずつ発展しているので、観光客が郊外をふらふらした程度では、ごみごみ、じめじめした場所は目に入ってこないようです。


201809ラグーザ郊外ロトンダと中層マンション
( 新市街の丸い交差点と普通の中層マンション )
201809ラグーザ郊外モダンマンション (2)
( ラグーザ市街西端の小ぎれいな新築マンション )
201809ラグーザ郊外中程度のマンション
( 新市街のスーペリオーレ寄りには、ややくたびれたマンションもある )

見ている分にはいいのですが、メンテをはじめ、家賃とか水回りなどは、それなりなのでしょうか、それともやっぱり課題山積なのでしょうか、旅の者には想像もつきませんでした。


2020年11月記                                 了