ミラネーゼの普段着   2018年3月、9月


着倒れの評判が高いミラノ市民の普段着を観察してみました。

ファッション誌の記事では、みんな、街中でお洒落を競い合っているかのような雰囲気です。これは、半分ウソで、半分ホントだと私は感じます。イタリアの諸都市よりはファッショナブルな人々が多いですが、これは、ミラノが豊かな都市だからという理由が大きいと思います。トーキョーの街中を歩いている人たちの服装がパリッとしているのと同んなじ感じがします。

私は、ファッション系に疎いので、ただ、漫然と道行く人々やバルのお客たちを視野に入れるだけでした。

まず、「やっぱり、若いっていうのは、それだけで素敵です」

ミラネーゼポリテクニク学生201803
( ミラノ・ポリテクニク大学の学生たち )

学校帰りは、意外と地味です。学生は、カネがないのだ!

ミラネーゼBrera通201803
( ブレラ美術館付近にたむろする若いミラネーゼ )


ミラネーゼはイゾラ歩き201809
( イゾラ散歩中のカップル )


ミラネーゼスピーガ201809
( 観光客がいっぱいのベネチア通りの気取ったバル )

全体では、小ぎれいでさっぱりした感じですが、すれ違う人の3人に1人くらいは、思わず振り返ってしまうというほどでもありません。モードの中心、モンテ・ナポレオーネ通りやスピーガ通りあたりを歩いている、お洒落しすぎ、天女のような方々ばかりを目にしたら、そうなるかも知れませんね。


2019年3月記     了