やまぶきシニアトラベラー

気まぐれシニア・トラベラーの旅。あの日から、いつか来る日まで、かつ、めぐりて、かつ、とどまる旅をします。

ルーブル美術館

パリ風の街中風景7 リボリ通りを眺めて

パリ風の街中風景7 リボリ通りを眺めて   2022年3月記

リボリ通り:Rue de Rivoli という名前を聞いたことがありませんか?
ルーブル美術館の北側を東西に走っている通りです。観光客にとっては、「言われてみれば、そんな名前だったね」というところでしょうか。

マレ近くサンポール街並み0504 (1)
リボリ通の東の起点サン・ポール広場。奥がルーブル美術館方向
マレ近くサンポールからサンジャック塔0504
(サンポール広場からリボリ通とサン・ジャック塔を見る)

リボリ通りは、市役所の少し東から真っすぐに西へ向かいコンコルド広場まで走っています。大部分は片側2車線の歩道付き道路ですが、並木もない殺風景な道です。それでも市内の有名ポイントを通っているので、それなりに人出があります。現在は環境保護目的の市内交通規制でバス、タクシー以外のクルマはぐっと減りました。
サンジャックの塔きりり0504 (1)
(サン・ジャック塔のそばを走るリボリ通)

東から西へ向かう写真をつなげるように見ていくと、リボリ通りの全体感が分かります。地味だけれど便利な道筋です。
ルーブル東あたりのリボリ通り1986年8月
(ルーブル美術館東付近からコンコルド広場方向のリボリ通)
Parisル美とリボリ201905
(ルーブル美術館横のリボリ通)

ルーブル美術館北側も、しっかり通過しているのですが、ばりばりの観光客ですと美術館の方に気を取られてしまうので、リボリ通りの記憶なんか残りません。
コンコルド広場とリボリ通198808
(リボリ通の西端とコンコルド広場)

パリらしい直線の通りを歩いてくると、コンコルド広場に当たって終わり。次回、パリ観光するときは気分を落ち着けてリボリ通りの様子も記憶に残るようにするといいですね。

  了




パリの門めぐり3 カルーゼル門

パリの門めぐり3  カルーゼル門   2021年2月記

3番目のカルーゼル凱旋門( Arc de Triomoph de Carrousel )は、5つの門めぐりのちょうど半ばです。

カルーゼル門は、ルーブル美術館の西寄りに鎮座しています。ルーブル美術館の入場に気を取られて見落としがちですが、緑の木々に囲まれてたたずむ姿をぜひ、思い出してください。

美術館入場の列に並んでいると、こんな風に見えます。
「あっ、あれね。カルーゼル門って言うんだ」と、いう印象でしょう。
Parisルーブル前カル門221905
( 見るだけがほとんどのカルーゼル門 )

この門も、本家の凱旋門と同じようにナポレオンの戦勝記念のための建造物。1808年に竣工しました。小振りなのでナポレオンは満足せず、もっと大きな凱旋門を建てることにしたのは、史書や案内書が語るとおりです。こんな小さな門でも装飾が凝っているので、完成までに2年かかったようです。見た目には半年もあれば、御の字で建てられそうなのですが、という感想です。

カルーゼル門は、パリの都市軸の東の端にあるので、門の真下まで来ると、遠くに凱旋門が見えます。

チュイルリーのカルーゼル門とシャンゼリセ補正明゙1986年9月
( カルーゼル門の先にのぞくオベリスクと凱旋門 )

チュイルリーのカルーゼル門アーチと凱旋門方面1986年9月
( 夕暮れのカルーゼル門、オベリスク、凱旋門 )

こういう風に、パリらしい一直線上にならんだランドマークをぜひ、身近かに体験しましょう。アメリカ合衆国の首都ワシントンのキャピタル・ヒルも、こんな風に一直線上に街を代表する主要建物が配置されていると聞いています。

コンコルドからカルーゼル門編集198009
( チュイルリー公園からカルーゼル門とルーブルを振り返る )

カルーゼル門をくぐった遥か先から振り返ってルーブルを見ると、こんな感じです。カルーゼル門の一直線上の先にルーブルのへこみがあることが体感できます。

「こういうアングルで写真撮ること少ないので、古い写真ですみません」

                                                          了





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