ビスカイブス(Bizkaibus)とバリクカード(ctb; barikcard)は、公共交通機関を使ってビルバオ近郊に行こうとするときに必須の要件です。バスは、どこの国でも電車に比べると勝手が分かりにくい乗り物ですが、すこしずつ慣れるしかありません。日本の路線バスの利用方法だって、ガイジンにもニホンジンにもかなり難解な代物ですから、オアイコですね。
(ビスカイブスの停留所は遠目にも一目瞭然)
ビスカイブスの停留所は、ほぼ同じデザインや色使いですから、すぐに分かります。屋根付きでない場合もありますが、緑の濃淡ベースの標識が立っているので気付きます。ところが、街中ですと実際はなかなか見つかりません。
「バスのルートを知らないとバスの通る道を歩かないからです」
「ここが電車の駅と違うところですね」
「御意」
(ベルメオ市内のこじんまりしたバス停)
ですから、別のブログでも引用しましたようにビスカイブスの路線図を知っておく必要があります。
Líneas - Bizkaibus (bizkaia.eus) を紐解くのがおすすめです。
(統一スタイルではないガステル・ベギのバス停と、案内表示や時刻表)
ビルバオ都心部のアバンド駅前のバス停は屋根なしスタイル。市内専用のビルボブス:Bilbobus兼用の停留所には赤のビルボブスのロゴと路線番号も貼ってあります。
(アバンド駅西側もビスカイブスの一大発着拠点)
ビルバオ観光の日本人個人旅行者の皆さんの多くが利用するビルバオ空港線もビスカイブスの運行で、A3247系統です。空港が、行政上は狭い意味でのビルバオ市内ではなく、隣接のロイウ:Roiu という市域にあるためです。
(ビルバオ空港線はA3247系統のビスカイブス)
空港とビルバオ市内線のサイトは以下のとおりです。
https://web.bizkaia.eus/es/web/bizkaibus/detalle-de-linea?linea=A3247&numRuta=001
空港バスは、始発のサン・マメスを出ると、グランンビア通り79番地、モユア(広場)、アラメダ・レカルデ通り11番地の市内3カ所に停まったあとはノン・ストップで空港まで走ります。ご自分のホテルの場所と照らし合わせて最適な停留所で乗り降りしましょう。2022年秋の”withコロナ”下では、バリクカード利用だと通常運賃3ユーロくらいのところが0.75ユーロ程度と激安価格になっていたようです。もともと運賃が安めなので、そんな割引のことなど意識しないで利用していて、あとで、カード残高が多いのに気づいてびっくりしてしましました。
了