やまぶきシニアトラベラー

気まぐれシニア・トラベラーの旅。あの日から、いつか来る日まで、かつ、めぐりて、かつ、とどまる旅をします。

パリの軸

パリの門めぐり3 カルーゼル門

パリの門めぐり3  カルーゼル門   2021年2月記

3番目のカルーゼル凱旋門( Arc de Triomoph de Carrousel )は、5つの門めぐりのちょうど半ばです。

カルーゼル門は、ルーブル美術館の西寄りに鎮座しています。ルーブル美術館の入場に気を取られて見落としがちですが、緑の木々に囲まれてたたずむ姿をぜひ、思い出してください。

美術館入場の列に並んでいると、こんな風に見えます。
「あっ、あれね。カルーゼル門って言うんだ」と、いう印象でしょう。
Parisルーブル前カル門221905
( 見るだけがほとんどのカルーゼル門 )

この門も、本家の凱旋門と同じようにナポレオンの戦勝記念のための建造物。1808年に竣工しました。小振りなのでナポレオンは満足せず、もっと大きな凱旋門を建てることにしたのは、史書や案内書が語るとおりです。こんな小さな門でも装飾が凝っているので、完成までに2年かかったようです。見た目には半年もあれば、御の字で建てられそうなのですが、という感想です。

カルーゼル門は、パリの都市軸の東の端にあるので、門の真下まで来ると、遠くに凱旋門が見えます。

チュイルリーのカルーゼル門とシャンゼリセ補正明゙1986年9月
( カルーゼル門の先に除くオベリスクと凱旋門 )

チュイルリーのカルーゼル門アーチと凱旋門方面1986年9月
( 夕暮れのカルーゼル門、オベリスク、凱旋門 )

こういう風に、パリらしい一直線上にならんだランドマークをぜひ、身近かに体験しましょう。アメリカ合衆国の首都ワシントンのキャピタル・ヒルも、こんな風に一直線上に街を代表する主要建物が配置されていると聞いています。

コンコルドからカルーゼル門編集198009
( チュイルリー公園からカルーゼル門とルーブルを振り返る )

カルーゼル門をくぐった遥か先から振り返ってルーブルを見ると、こんな感じです。カルーゼル門の一直線上の先にルーブルのへこみがあることが体感できます。

「こういうアングルで写真撮ること少ないので、古い写真ですみません」

                                                          了





パリの門めぐり2の2  遠目に凱旋門

パリの門めぐり2の2   遠目に凱旋門   2021年1月記

エッフェル塔に上ると、凱旋門が眼下のやや遠くに見えます。

視界に入ってくると「おおっ」という感じ。観光客としてパリに来た心証を強くします。

エッフェル塔から凱旋門遠望201905
(エッフェル塔から見下ろした凱旋門)

凱旋門が、丸い形をした大きな広場の中央に、でんと建っていることが一目瞭然です。
カメラをズームアップしてみると、屋上に見物客がいるのが分かります。

「あっ、事前にこんなこと言わない方がいいかも」

エッフェル塔から凱旋門199007
( ズームアップして眺めた凱旋門 )

パリは、とっても直線的な造りの都市です。新凱旋門のグランダルシュ、凱旋門、そしてルーブル美術館のそばに鎮座するカルーゼル門が一直線に並んでいます。いわゆる、パリの軸です。有名な凱旋門が、やや小高い場所にあるので、地上にいると3つの門を同時に見ることはできないのが玉に傷です。

グランダルシュの展望階に上ったら、一直線上に凱旋門とカルーゼル門が並んでいるのが見えるようです。

コンコルド広場より凱旋門方面少し工事中1980年9月
( コンコルド広場より遠くに映る凱旋門を見やる )

こういう視点こそ、パリのパリたる風景の一コマだと思います。「路地を曲がった先に何があるのかな」とワクワクしながら進む街歩きと正反対の気分で楽しむ都市です。パリでは、いつも、遥か彼方に目を向けましょう。現実の風景においても、心の中の未来においても、です。

なるほどねえ、という気分になりませんか?





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