朝な夕なにバイヨン寺院遠望 2019年10月訪問
アンコール・トム内: Angkor Thom の中心にあるバイヨン遺跡:Bayon Temple は、アンコールワット遺跡群のなかでは、おそらく2番人気です。
そのユニークな、顔だけブッダ像は、1番人気のアンコールワットの姿とともに絶対に記憶に残ります。
( 朝の陽光に輝くバイヨン寺院全景 )
日本人スタイルの典型的な1日観光ですと、アンコールワットの日の出鑑賞のあと、このバイヨン寺院と、近くの南大門に来て、いわゆる「下車観光」をします。アンコールワットの境内を見る前で、かつ、気力も充実している時間帯なので、気分も「わあああ・・・・すげえ・・・・・」となり、忘れられない記憶になるようです。
「そりゃそうだ。石造りの「ばかでかい」ブッダの顔が、自分の真ん前に次から次へ、ぬうっと現れれば、びっくりするよ」
そんな人気のバイヨン寺院遺跡は、朝が順光です。また、少し遠目に全体像を見ることが少ない遺跡です。それなので、朝な夕なにユニークな姿をさらし続けるバイヨン寺院の全景を四方八方から見てみました。
( バイヨン寺院東面。ブッダ顔は遠目には不鮮明 )
少し距離を置いてしまうと、塔のあちこちに100面以上彫ってあるブッダのお顔像もくっきりとは見えません。写真でも、眼をこらして見ると、顔面像がシルエットになって浮かんでいます。「ウォーリーを探せ」状態ですね。
( 昼下がりのバイヨン寺院西面 )
午後からは、西側が順光です。干上がっていない池があるので、写真に凝っている方は、うまーくアングルを見つけて「水面に映る」バイヨン寺院を撮影するようです。その執着力に脱帽です。
( 夕暮れ間近のバイヨン寺院北面 )
( 頂上部が西日に輝くバイヨン寺院 )
午後4時ごろになると、バイヨン寺院には徐々に西日が当たるようになります。しかし、気温はまだ高く、観光客もバテ気味で入ってくるので、全体に気だるいムードが漂います。朝の、きりりとした景観から、滅びの美を象徴するような、どことなくぼやっとしたような光景に変わってきました。
アンコールワット遺跡ともども、いろいろなバイヨン寺院風景を楽しめるといいですね。
私の体験では、トゥクトゥクのお兄さん、何回も同じところに行く観光客の心情は分からないらしく、「また、寄るのお?」と、口をとんがらしていました。別にチャーター料金は同じなんだからいいじゃない、と内心思いながら「バイヨン、プリーズ」です。
2020年1月記 了
アンコール・トム内: Angkor Thom の中心にあるバイヨン遺跡:Bayon Temple は、アンコールワット遺跡群のなかでは、おそらく2番人気です。
そのユニークな、顔だけブッダ像は、1番人気のアンコールワットの姿とともに絶対に記憶に残ります。
( 朝の陽光に輝くバイヨン寺院全景 )
日本人スタイルの典型的な1日観光ですと、アンコールワットの日の出鑑賞のあと、このバイヨン寺院と、近くの南大門に来て、いわゆる「下車観光」をします。アンコールワットの境内を見る前で、かつ、気力も充実している時間帯なので、気分も「わあああ・・・・すげえ・・・・・」となり、忘れられない記憶になるようです。
「そりゃそうだ。石造りの「ばかでかい」ブッダの顔が、自分の真ん前に次から次へ、ぬうっと現れれば、びっくりするよ」
そんな人気のバイヨン寺院遺跡は、朝が順光です。また、少し遠目に全体像を見ることが少ない遺跡です。それなので、朝な夕なにユニークな姿をさらし続けるバイヨン寺院の全景を四方八方から見てみました。
( バイヨン寺院東面。ブッダ顔は遠目には不鮮明 )
少し距離を置いてしまうと、塔のあちこちに100面以上彫ってあるブッダのお顔像もくっきりとは見えません。写真でも、眼をこらして見ると、顔面像がシルエットになって浮かんでいます。「ウォーリーを探せ」状態ですね。
( 昼下がりのバイヨン寺院西面 )
午後からは、西側が順光です。干上がっていない池があるので、写真に凝っている方は、うまーくアングルを見つけて「水面に映る」バイヨン寺院を撮影するようです。その執着力に脱帽です。
( 夕暮れ間近のバイヨン寺院北面 )
( 頂上部が西日に輝くバイヨン寺院 )
午後4時ごろになると、バイヨン寺院には徐々に西日が当たるようになります。しかし、気温はまだ高く、観光客もバテ気味で入ってくるので、全体に気だるいムードが漂います。朝の、きりりとした景観から、滅びの美を象徴するような、どことなくぼやっとしたような光景に変わってきました。
アンコールワット遺跡ともども、いろいろなバイヨン寺院風景を楽しめるといいですね。
私の体験では、トゥクトゥクのお兄さん、何回も同じところに行く観光客の心情は分からないらしく、「また、寄るのお?」と、口をとんがらしていました。別にチャーター料金は同じなんだからいいじゃない、と内心思いながら「バイヨン、プリーズ」です。
2020年1月記 了