バンテアイ・スレイへの道 2019年10月訪問
遺跡めぐりに慣れたころ、バンテアイ・スレイ遺跡:Banteay Srei Temple に行きました。シェムリ・アップからトゥクトゥクで北へ1時間ばかりのところにある10世紀のヒンドゥー寺院遺跡です。
すっかり馴染んだアンコール・トムの南大門や北大門を通り抜けて走ると、いつの間にか森は途切れ、周囲には稲作地帯が広がってきました。どこまでも青い空と、看板や電線が皆無の田園地帯を走る気分は爽快です。空気は、もわっとしていました。
( 郊外の田園地帯と街道風景 )
このような風景も経済成長とともに消え、コーラやスマホの看板が建ち並び、電線やコンクリートの建造物が散在する農村風景に変貌を遂げるのでしょう。生活に責任のない、お気楽観光客の妄言ですが、古き良きカンボジアの農村風景が保たれることを願っています。
( バンテアイ・スレイへの分岐点にある門 )
トゥクトゥクは1時間弱で、街道筋からバンテアイ・スレイへ入る道の分岐点に着きました。黄色い門の上に「バンテアイ・スレイへようこそ」と書いてありましたが、遺跡までは、さらに15分くらい走りました。
何度見ても、クメール文字は覚えられません。
( クメール文字とアルファベット併記の道路標識 )
( バンテアイ・スレイは少し先を左折 )
まだか、まだかと気をもみながらトゥクトゥクの座席に座っていると、前方に小さな山が見えてきました。舗装道路を左折したところが目指すバンテアイ・スレイ遺跡。赤茶けた土の広い駐車場に入りました。
( バンテアイ・スレイの駐車場と世界遺産標識 )
「やっと着いたぜバンテアイ・スレイ」、という気分でした。
ここは、アンコールワット遺跡共通券で入場できます。切符を買い忘れてやってきた場合はどうなるのでしょう。
「分かりません」
「でも、トゥクトゥクやクルマのドライバーさんが『キップは持ったか?』と聞いてくると思います」
「ええ、私の場合も、出発前に聞かれました」
ですから、よほどトンマな観光客でない限り、キップなしでここへ着くことはないでしょう。
2020年3月記 了
遺跡めぐりに慣れたころ、バンテアイ・スレイ遺跡:Banteay Srei Temple に行きました。シェムリ・アップからトゥクトゥクで北へ1時間ばかりのところにある10世紀のヒンドゥー寺院遺跡です。
すっかり馴染んだアンコール・トムの南大門や北大門を通り抜けて走ると、いつの間にか森は途切れ、周囲には稲作地帯が広がってきました。どこまでも青い空と、看板や電線が皆無の田園地帯を走る気分は爽快です。空気は、もわっとしていました。
( 郊外の田園地帯と街道風景 )
このような風景も経済成長とともに消え、コーラやスマホの看板が建ち並び、電線やコンクリートの建造物が散在する農村風景に変貌を遂げるのでしょう。生活に責任のない、お気楽観光客の妄言ですが、古き良きカンボジアの農村風景が保たれることを願っています。
( バンテアイ・スレイへの分岐点にある門 )
トゥクトゥクは1時間弱で、街道筋からバンテアイ・スレイへ入る道の分岐点に着きました。黄色い門の上に「バンテアイ・スレイへようこそ」と書いてありましたが、遺跡までは、さらに15分くらい走りました。
何度見ても、クメール文字は覚えられません。
( クメール文字とアルファベット併記の道路標識 )
( バンテアイ・スレイは少し先を左折 )
まだか、まだかと気をもみながらトゥクトゥクの座席に座っていると、前方に小さな山が見えてきました。舗装道路を左折したところが目指すバンテアイ・スレイ遺跡。赤茶けた土の広い駐車場に入りました。
( バンテアイ・スレイの駐車場と世界遺産標識 )
「やっと着いたぜバンテアイ・スレイ」、という気分でした。
ここは、アンコールワット遺跡共通券で入場できます。切符を買い忘れてやってきた場合はどうなるのでしょう。
「分かりません」
「でも、トゥクトゥクやクルマのドライバーさんが『キップは持ったか?』と聞いてくると思います」
「ええ、私の場合も、出発前に聞かれました」
ですから、よほどトンマな観光客でない限り、キップなしでここへ着くことはないでしょう。
2020年3月記 了