ムーリ・ア・セッコとカッルーバの木    2018年9月訪問


ラグーザ一帯のB級風景のひとつが、カッルーバの木のある田園風景だそうです。

ラグーザムーロアセッコと馬の放牧Sep2018
( ムーリ・ア・セッコとカッルーボ )

「カッルーバの木って、なあに?」

正確には、『カッルーボ』が樹木名で、その木の実が『カッルーバ』だそうです。カッルーボは、真黒でうすっぺらい枝豆かソラマメみたいな果実です。硬いので粉にしてチョコレートやソテーに練りこむんだそうですが、私も詳しく知りません。料理系のブログなどをご覧ください。

「それで、何が特色なの」

「丸っこく、こんもりした木々が、ムーリ・ア・セッコで囲まれた農地や牧場の中に点々と生えている様子がラグーザならではの景観だそうです」

「ふうん」

201809Mムーリアセッコとカンルーバの農家風景
( カッルーボの木々のある農家 )
201809Mラグーザ西セッコとカンルーバ樹のある農家
( カッルーバの木が点在するムーリ・ア・セッコのある風景 )

こんな程度なので、あんまり面白みがありません。念には念を入れてラグーザを楽しもうとするとき、やっと視野に入ってくる景色です。ご当地ならではの風景のアクセントでしょう。私としては、こんなものまで見られて良かったですが、一般的には「何のこっちゃ」でしょうね。

2020年12月記                                了