ベルサイユの迫力のアポロンの戦車の噴水 2019年4月訪問
アポロンの噴水は、ラトゥーヌの噴水(ラトナの噴水)やネプチューンの噴水と並ぶ、ベルサイユの庭園内3大噴水のひとつです。
宮殿裏正面から、真っすぐに伸びた「王の散歩道」という遊歩道を5分くらい歩いていきます。
まずは、宮殿振り返りで1ショット。
( 王の散歩道終端から宮殿を振り返る )
宮殿方面から来ると緩やかな下り坂なので、ちょっと楽。この辺も、週末の夜間限定で、ライトアップと花火のショーが開催されるときは、幻想的なシーンになります。
反対側では、すざましい勢いで、アポロンの噴水が、ごおごおと水音を響かせながら吹き上がっています。
「うわあ・・・・・・・。すごい音、すごいしぶきだあ・・・・」
( アポロンの戦車の噴水 (アポロンの噴水)と背後のグランカナル )
正式な名前は、「アポロンの戦車の噴水:Bassin du Char d'Apollon 」ですが、呼びにくいので、「アポロンの噴水」で通っています。
彫刻は、ギリシャ神話の神のひとり、アポロンが、戦車に乗って夜明けとともに地上に現われる様子を再現しているとのことです。ルイ14世の、お好みのテーマだったそうですが、上手に造ったもんだと感嘆。爆音を聞きながら、ただただ見入るばかりでした。
( 木立を背景にしたアポロンの噴水 )
写真で見ると、単に大きな噴水程度ですが、実際に、そばで見ると、すっごい迫力があります。
太い水柱が、ごうごうと上がり、それが、バシャーーーと大音響で池に落下。同時に、馬の口あたりから吹いてくる水も、バシャバシャっと跳ねて池に注ぎ込みます。そこいらじゅう水の音であふれ返り、話し声も途切れがち。
風向きによって、容赦なく水しぶきが降りかかってきますので、神経質な方はご注意です。
「けれども、これこそベルサイユの大噴水の醍醐味です」
少し、場所を変えてアポロン出現の様子を観察しました。水面に現われる感じが、とてもよく伝わってきたアングルでした。
( 大量の水と、水しぶきの大迫力 )
( 大運河寄りの芝生越しに、アポロンの(戦車の)噴水 )
真夏には、この辺りも人出がいっぱいですが、春先の肌寒さの残る日曜日は、見物人もあまり多くありません。
( 少し遠目に、アポロンの噴水と深緑色のベルサイユの森 )
アポロンの戦車の噴水は、彫刻が水面にあまり顔を出していません。ですから、噴水が出ていないときは、「ただの池」。写真のように、かなり間延びした光景となってしまいます。
( 噴水がないときは、ただの池 )
ですから、水しぶきが見えないと、宮殿前あたりから、はるか遠くの大運河まで行ってみようというモチベーションは下がってしまいますね。
2019年9月記 了
アポロンの噴水は、ラトゥーヌの噴水(ラトナの噴水)やネプチューンの噴水と並ぶ、ベルサイユの庭園内3大噴水のひとつです。
宮殿裏正面から、真っすぐに伸びた「王の散歩道」という遊歩道を5分くらい歩いていきます。
まずは、宮殿振り返りで1ショット。
( 王の散歩道終端から宮殿を振り返る )
宮殿方面から来ると緩やかな下り坂なので、ちょっと楽。この辺も、週末の夜間限定で、ライトアップと花火のショーが開催されるときは、幻想的なシーンになります。
反対側では、すざましい勢いで、アポロンの噴水が、ごおごおと水音を響かせながら吹き上がっています。
「うわあ・・・・・・・。すごい音、すごいしぶきだあ・・・・」
( アポロンの戦車の噴水 (アポロンの噴水)と背後のグランカナル )
正式な名前は、「アポロンの戦車の噴水:Bassin du Char d'Apollon 」ですが、呼びにくいので、「アポロンの噴水」で通っています。
彫刻は、ギリシャ神話の神のひとり、アポロンが、戦車に乗って夜明けとともに地上に現われる様子を再現しているとのことです。ルイ14世の、お好みのテーマだったそうですが、上手に造ったもんだと感嘆。爆音を聞きながら、ただただ見入るばかりでした。
( 木立を背景にしたアポロンの噴水 )
写真で見ると、単に大きな噴水程度ですが、実際に、そばで見ると、すっごい迫力があります。
太い水柱が、ごうごうと上がり、それが、バシャーーーと大音響で池に落下。同時に、馬の口あたりから吹いてくる水も、バシャバシャっと跳ねて池に注ぎ込みます。そこいらじゅう水の音であふれ返り、話し声も途切れがち。
風向きによって、容赦なく水しぶきが降りかかってきますので、神経質な方はご注意です。
「けれども、これこそベルサイユの大噴水の醍醐味です」
少し、場所を変えてアポロン出現の様子を観察しました。水面に現われる感じが、とてもよく伝わってきたアングルでした。
( 大量の水と、水しぶきの大迫力 )
( 大運河寄りの芝生越しに、アポロンの(戦車の)噴水 )
真夏には、この辺りも人出がいっぱいですが、春先の肌寒さの残る日曜日は、見物人もあまり多くありません。
( 少し遠目に、アポロンの噴水と深緑色のベルサイユの森 )
アポロンの戦車の噴水は、彫刻が水面にあまり顔を出していません。ですから、噴水が出ていないときは、「ただの池」。写真のように、かなり間延びした光景となってしまいます。
( 噴水がないときは、ただの池 )
ですから、水しぶきが見えないと、宮殿前あたりから、はるか遠くの大運河まで行ってみようというモチベーションは下がってしまいますね。
2019年9月記 了