モンマルトルのオ・ラパン・アジールにて 2022年7月記
キャバレーあるいは歌声酒場として有名なオ・ラパン・アジール:Au Lapin Agir は、モンマルトルの丘から少し坂を下りた場所に、意外と存在感を持って建っています。パリでは珍しい一軒家です。
「オ・ラパン・アジール、って何?」
「すばしっこいウサギっていう意味だよ」
「中でも跳んだり跳ねたりって感じ?」
「いいえ、半分、観光名所気分の歌声酒場って感じです」
(オ・ラパン・アジールの前と「ぴょんぴょんウサギの絵」)
その昔、友人に連れられて夏の夕暮れから夜半にかけてシャンソンを聞きに行き、数時間を過ごした日が昨日のようです。
「オオ、あなたがたはニッポンジンね。1曲いっしょに歌う?」と、常連の歌い手さんから声がかかったのですが、恥ずかしいので首を振りました。
今はどういう雰囲気なのでしょうか。もっともっと観光地化して、お値段もグーンとアップしてしまったのでしょうか。それとも20世紀の遺物として歌手も客も老齢化し、次の活路を見いだせないまま存続しているのでしょうか。
了
キャバレーあるいは歌声酒場として有名なオ・ラパン・アジール:Au Lapin Agir は、モンマルトルの丘から少し坂を下りた場所に、意外と存在感を持って建っています。パリでは珍しい一軒家です。
「オ・ラパン・アジール、って何?」
「すばしっこいウサギっていう意味だよ」
「中でも跳んだり跳ねたりって感じ?」
「いいえ、半分、観光名所気分の歌声酒場って感じです」
(オ・ラパン・アジールの前と「ぴょんぴょんウサギの絵」)
その昔、友人に連れられて夏の夕暮れから夜半にかけてシャンソンを聞きに行き、数時間を過ごした日が昨日のようです。
「オオ、あなたがたはニッポンジンね。1曲いっしょに歌う?」と、常連の歌い手さんから声がかかったのですが、恥ずかしいので首を振りました。
今はどういう雰囲気なのでしょうか。もっともっと観光地化して、お値段もグーンとアップしてしまったのでしょうか。それとも20世紀の遺物として歌手も客も老齢化し、次の活路を見いだせないまま存続しているのでしょうか。
了