パリの門めぐり2の3 横から後ろから凱旋門  2021年1月記


パリで2泊3日くらいの観光ですと、時間がないので凱旋門の後ろや横に回ることは、よほどのことがない限りありません。それに、凱旋門の圧倒的な大きさを前にすると、少し遠ざかって見ようとか、脇の方に回ってみようとする気力も湧きません。

ですから、パリ観光のリピーターの方々で、偶然、凱旋門の横顔や後ろからの姿を眼にした場合は、是非、写真の2-3枚を撮っておきましょう。自分だけの、意外と貴重なパリ有名ポイント風景となります。

凱旋門を背後から198608補正後
( 西日を浴びる凱旋門の裏側(ラ・デファンス側)風景 )

晴れの日の夕暮れ、凱旋門の西側は美しく輝きます。シャンゼリゼ通りの反対側のグランダルム大通り沿い:Avenue Grand Arme まで行ってみました。オレンジ色に輝く大きな凱旋門の姿を記憶に残しました。

凱旋門フォッシュ通りから近景198609
( 夕陽を浴びて輝くフォッシュ通り面の凱旋門 )

その次は、斜め横から凱旋門の夕焼け見物。凱旋門から放射状に出ている道のなかで最も美しいとされているフォッシュ大通り:Avenue Foch から堂々たる姿を拝みました。すごい量感です。

Paris凱旋門北東から201905
( 凱旋門を北東方向より見る )

午前中のすっきりとした空気に映える凱旋門北東側。凱旋門は裏表の印象が同じなので、写真を撮った位置をよく覚えておかないと、どれがどの向きやら分からなくなります。

カルーゼル門越し凱旋門夕方198609
( カルーゼル門から一直線にオベリスク、凱旋門を見る )

これぞパリの都市づくり、を実証するかのようなアングル。ルーブル美術館前のカルーゼル門から西をのぞくと、コンコルド広場に鎮座するオベリスクを通して、その彼方に凱旋門が左右対称の姿で目に入ってきます。直線的な美しさがパリのウリであることを実感する一場面でした。