カンボジア風トゥクトゥクに乗って    2019年10月訪問

アンコールワット観光の交通手段として、基本的にトゥクトゥク:Tuk tuk を利用しました。ご当地ならではの乗り物で、1人利用ならばクルマのチャーターより断然安いという皆さまの評判を読んだからです。

カンボジアのトゥクトゥクは、バイクの後ろに屋根付きの座席車をつないだような造りです。タイやフィリピンにもトゥクトゥクはありますが、それぞれ少しずつ異なります。

カンボジア風トゥクトゥクの姿をいろいろな方向から見てみました。色使いは、あまり派手ではありません。
0021トゥクトゥク横顔
( カンボジア風トゥクトゥク横顔。2台重なっている )
002トゥクトゥクカンボジア型近影
( 斜め前からみたトゥクトゥク )
0021トゥクトゥク座席
( トゥクトゥクは最大4人乗り )
0021トゥクトゥク後姿
( トゥクトゥクの後ろ姿 )
0021SRトゥクトゥク運転手席
( 客席からドライバーを見る )

トゥクトゥクが、電線だらけの道路を走っているのを見ると、思わず「これぞ、東南アジア風景だなあ」と感動してしまいます。

0028シエムリアップ市内タプール通電線と混沌
( シエム・リアップ市街を走るトゥクトゥク )

シエム・リアップでも、少数ながらオート三輪式のトゥクトゥクが走っていました。「これもトゥクトゥクと呼ぶのか、料金はどっちが安いの、乗り心地はどう」などの”うんちく”や比較論は全く分かりません。

0033SRAワット街道オート3輪TAXI1023
0033シエムリアップ川沿い夕方1023 (3)
( 少数ながらオート三輪型のトゥクトゥクもある )

いまのところ、シエム・リアップのトゥクトゥクの98%は、バイク+座席車タイプです。観光客の集まるオールドマーケット周辺の道端には、いつも客待ちのトゥクトゥクがいっぱいたむろしています。もちろん、ガイジン観光客が通るたびに声をかけることは言うまでもありません。
0048SR夜の客待ちトゥクトゥク
( オールドマーケット近くで客待ちのトゥクトゥク )

ですから、街の中心部や大き目のホテルの前で、流しのトゥクトゥクを拾うのは、とても簡単です。皆さんの旅行記やノウハウ本がアドバイスするように、きっちりと事前交渉をして、安くで楽しいトゥクトゥク体験をしましょう。ほとんどの遺跡へ通じる道路は、今では舗装されています。数年前の体験談のように「マスク必須で、砂ぼこりを浴びて郊外の遺跡まで往復」ということはありません。

大観光地アンコールワットの観光インフラも、数年単位で見ると、どんどん改善していると思って間違いないでしょう。

2019年11月記                     了