シラクーザ考古学公園のローマ時代遺跡を見る 2018年9月訪問
この遺跡公園には、ローマ時代の遺跡も2つあります。
100mくらいはあろうかという長い祭壇と、その隣の楕円形の劇場です。イタリア観光をすると、ローマのコロッセオを筆頭に、あちらこちらでお目にかかる定番の遺跡です。どちらも青空の下、ちょぼちょぼと生えた夏草に半分覆われていました。
最初は、「イエローネ2世の祭壇: Ala di Ierone Ⅱ 」という呼び名の遺構です。解説によれば、100頭くらいの牛を生贄に捧げることもあったとか。それだけ、大掛かりな儀式をして大判振る舞いができるくらい繁栄していたのだなあと感慨深げに眺めました。訪問当時は、遺構保護のためらしく、柵越しに眺めるだけでした。
( イエローネ2世 ( ヒエロン2世 )の祭壇跡 )
その隣りにあるのが、楕円形型の劇場:Anfiteatro Romano です。考古学公園の目玉であるギリシャ劇場に比べるとこじんまりしています。
( ローマ劇場跡全景 )
こちらは、ギリシャ式の「大劇場」に対する「小劇場」のような感じだったのでしょうか。役者の細かい表情を見て楽しんだり、サドンデスの決闘ゲームのような臨場感あふれる出し物向けなら効果があったのだと感じました。
( ローマ劇場跡の観客席から舞台を見る )
いまは見捨てられ、観光客もほとんど入ってこない遺跡に座って2000年以上前の様子を思い浮かべていました。暑いので、ペットボトルの水を飲む休憩タイム兼です。
( ローマ劇場跡。舞台へ向かう、くぐり抜け付近 )
ローマ時代の建築技術は優れていたと言われますが、それでも、何のメンテもせずに2000年放置すると、こんなふうになるんだということも分かって、ちょっぴり勉強になりました。
「じゃ、次に行きましょう」
2020年7月記
この遺跡公園には、ローマ時代の遺跡も2つあります。
100mくらいはあろうかという長い祭壇と、その隣の楕円形の劇場です。イタリア観光をすると、ローマのコロッセオを筆頭に、あちらこちらでお目にかかる定番の遺跡です。どちらも青空の下、ちょぼちょぼと生えた夏草に半分覆われていました。
最初は、「イエローネ2世の祭壇: Ala di Ierone Ⅱ 」という呼び名の遺構です。解説によれば、100頭くらいの牛を生贄に捧げることもあったとか。それだけ、大掛かりな儀式をして大判振る舞いができるくらい繁栄していたのだなあと感慨深げに眺めました。訪問当時は、遺構保護のためらしく、柵越しに眺めるだけでした。
( イエローネ2世 ( ヒエロン2世 )の祭壇跡 )
その隣りにあるのが、楕円形型の劇場:Anfiteatro Romano です。考古学公園の目玉であるギリシャ劇場に比べるとこじんまりしています。
( ローマ劇場跡全景 )
こちらは、ギリシャ式の「大劇場」に対する「小劇場」のような感じだったのでしょうか。役者の細かい表情を見て楽しんだり、サドンデスの決闘ゲームのような臨場感あふれる出し物向けなら効果があったのだと感じました。
( ローマ劇場跡の観客席から舞台を見る )
いまは見捨てられ、観光客もほとんど入ってこない遺跡に座って2000年以上前の様子を思い浮かべていました。暑いので、ペットボトルの水を飲む休憩タイム兼です。
( ローマ劇場跡。舞台へ向かう、くぐり抜け付近 )
ローマ時代の建築技術は優れていたと言われますが、それでも、何のメンテもせずに2000年放置すると、こんなふうになるんだということも分かって、ちょっぴり勉強になりました。
「じゃ、次に行きましょう」
2020年7月記