やまぶきシニアトラベラー

気まぐれシニア・トラベラーの旅。あの日から、いつか来る日まで、かつ、めぐりて、かつ、とどまる旅をします。

2019年02月

ベラージョにてブタに真珠

ベラージョにてブタに真珠    2018年3月訪問

ミラノの北にあるコモ湖:Lago di Como は、ミラネーゼにもヨーロッパ人にも日本人にも人気のあるリゾート観光地です。

たくさんの日本人旅行者も、日帰りや1-2泊でコモの町を訪ね、自然美を愛で、湖畔に点在する豪華な別荘を見て感嘆の声をあげています。有名映画スターウォーズのロケ地の一つになった別荘にも行きたいでしょう。

そういうなかで、ベラージョ:Bellagio (ベッラージョ)は、「コモ湖の真珠」( perla di Como ) という呼び声も高い高級人気リゾートです。「人」という漢字の形をしたコモ湖の、ちょうど股座(またぐら)の先っぽにある小さな町です。

「私も、ベラージョに着くまで、そんな評判など全く知りませんでした。ブタに真珠です」
「そう、ここは真珠:la perla、なんです。きれいでしょ」
「清々しくて上品な町ですね」
「でしょう!!」
ってな感じです。

『どこでも、清楚で美しいものを真珠に例えるんだな』と、自問自答しながら湖畔を散歩しました。

3月末ともなると、夕方の陽ざしにも温かみが残るようになりますが、空気は、まだまだ冷たく、数少ない観光客は、コートの襟を立てて歩いています。

外レッコ奥ベラージョのコモ湖 (2)
( ベラージョの埠頭。右奥がコモ方向 )

外レッコ奥ベラージョ湖畔 (3)
( 早春のベラージョ港付近の広場 )

夏の写真を見ると、ヨーロッパ内外からやってくる観光客でいっぱいです。けれども、木々の芽も出ない3月の平日に、さむざむとした湖畔を歩いているのは、ブタに真珠状態の私とか、犬の散歩の町民くらい。テレビとか口コミの影響でしょうか、中国人の4-5人連れが数組いて、寒い中でもばっちり写真を撮りまくりです。けれども、ぶらぶら歩きはしないで、波止場の方へ行ってしまいました。

外レッコ奥ベラージョ街並み (2)
( 湖畔の遊歩道とバルのテラス )

温かみがあると言えばあるバルのテラスに、我らも腰掛けて、暖かいココアをゆっくりと飲みます。
やや、『武士は食わねど高楊枝』気分です。
『夏でも、バルのテラスの飲物の値段は同じなのだろうか』
まったく、ケチくさいことばかり思いつきます。

外レッコ奥ベラージョ街並み (1)
(  寒い季節は、大方のお店が休業 )


外レッコ奥ベラージョ坂道 (1)
( 急坂の両側にもお土産屋さんがいっぱい )

暖かい飲物で、気分も良くなったので、少しだけ坂道をぶーらぶら。
次回は、木々の葉っぱがそよぐ季節か、黄葉を見に来たいものです。


2019年2月記       了

マドンナ・デル・ギザッロを通り過ぎてしまった

マドンナ・デル・ギザッロを通り過ぎてしまった    2018年3月訪問

寒いと、私の観光センサーも感度が鈍ることが、よく、あります。

マドンナ・デル・ギザッロ(Madonna del Ghisallo /マドンナ・デル・ギザーロ) への、ちょっとした、お出かけ日がそうでした。天気は快晴ですが、アルプスの南とはいえ、ロンバルディア平野の北部一帯は、かなりの冷え込みでした。午後3時すぎには、もう谷合いの集落は陰りはじめ、空気は急に冷たくなります。

「日陰は寒いよう。珍しい教会?分かった、分かった、もう行こう!」
の世界です。

ミラノから北へ約30km。アッソ:Asso、という小さな町の北のはずれに、ぽつねんと建つ、塔のある教会風景は、震えそうな早春の夕暮れムードのなかにありました。

外レッコ奥ASSOの教会塔 (1)
( アッソの街はずれの街道沿いの教会 )

なぜか、その日は閉門だったということも、観光気分に水を差しました。

「だいたい、教会なんて、よほどのことがない限り、明るいうちは、みんなに門戸を開いているもんでしょ」
「今日は、きっと、『よほど』のことがあった日なんだよ。留守番のおやじがカゼひいた、とかね」

そのため、谷底の教会見物は、ものの数分で終え、私たちは、尾根伝いに街道を上り、コモ湖の展望風景が眺められるマドンナ・デル・ギザッロ という山村に着きました。

きれいな芝生のある公園に、展望台と、ガラス張りの博物館、こじんまりとしたお堂のような教会がある場所です。雪を頂いた山々が眼前に見える風光明媚の空間です。

外レッコ奥のギサーロ村とコモ湖 (4)
( マドンナ・デル・ギザッロのサイクリング博物館 )

春から秋にかけては、清々しすぎるほど美しい展望台なんだろうなあと、思いながら、コモ湖と周辺の山々を眺め、ドアの開いていたお堂に入って、しばしの休憩です。

「ここは、サイクリングに人気のルートなんだよ」
「ふうん、どうりで、いっぱい自転車グッズやレース写真があるわけだ」
教会の壁や棚に、これでもかと並んでいる自転車関連記念品を眺めました。

それにしても、寒いこと。15分もたつと、体がブルブルと震えてくるような冷え込みです。

「寒いから、バルに行こうよ」
「賛成」
と、いうわけで、「ブタに真珠」状態のまま、私たちはマドンナ・デル・ギザッロを後にしたのです。ものの見事に、教会の写真は撮り忘れ。あとで、「あそこ、そんなに有名なお堂だったの」、と気づく大失態です。

「ああ、なんてもったいない。ヨーロッパのサイクリストの聖地のひとつ、マドンナ・デル・ギザッロを、ただ、とおり過ぎるなんて!」
自転車愛好家の方々の、こんな非難めいた声が、ぐわんぐわんと、耳の奥にひびいています。

「次は、緑いっぱいの季節に、ゆっくりと行くから。ご安心あれ」です。

ご当地の博物館のサイトは以下のとおりです。やはり、夏の風景はピカ一です。
https://www.museodelghisallo.it/en/

参考までに、アッソ~ギザッロ~ベラージョ間のASF社の路線バス時刻表です。C36系統で、ギザッロ集落内の停留所は、教会から少し離れているようです。
https://www.asfautolinee.it/content/en/home

休日運休のようですが、バスは、1日に10往復内外走っています。それなりに行きつけますね。

外レッコ奥のギサーロ村とコモ湖 (3)
( コモ湖東側と早春のレッコ背後の山地 )

外レッコ奥の村の道201803
( マドンナ・デル・ギザッロからベラージョへ )

とっても寒い早春のサイクリング街道見物でしたが、「まあ、次回のための偵察みたいなもんですね」。
ちょっとミスしたときの、反省と言い訳です。

アルプスを遠望できる、清潔で豊かな山村風景を、次回は泊りがけで楽しみ、快眠をむさぼろうと思いました。


2019年2月記    了


トレッツォ・スーラッダ城址を歩く

トレッツォ・スーラッダ城址を歩く    2018年3月訪問


友人が、「アッダ川を遡るルートでロンバルディアを案内しよう」と言って、まず来たのがトレッツォ・スーラッダ:Torezzo sull'Adda です、と言いたいところですが、世界遺産クレスピ・ダッダ:Crespi d'Adda を、ふらふらと通り抜けるという、凡庸な観光客にあるまじきミスをしました。

昔の工場だったというレンガ造りの建物や、現役の戸建て住宅みを見て、「ふんふん、そう言えば、イタリアに『新しき理想の工場』みたいな触れ込みの世界遺産があったな」と、頭の隅に記憶が呼び起こされたのですが、「まあ、いいや」と、クルマに乗っかってスルーしたのでした。

そこが、クレスピ・ダッダだったのでした。典型的な「後の祭り」、「後悔、先に立たず」の行動パターンです。

そして、「クレスピ・ダッダは、ミラノからメトロとバスを乗り継げば1時間くらいで来られるので、次の機会には是非、寄ってみたいものです」と、負け惜しみ。

実は、クレスピ・ダッダの上流1kmくらいに位置する、古城の集落トレッツォ・スーラッダ:Torezzo sull' Adda も、悪くなかったのです。凡ミス観光客の後悔の念をちくちくと刺激するような荒涼感、ひっそり感があふれる小さな町でした。

まず、日本人には、この地名が言いにくいこと、このうえもありません。「イタリア・リピーターだもんね」、と自負する方々には想像がつくと思いますが、「アッダ川沿いのトレッツォ」という意味の町です。

「どうして、前置詞みたいな語が、クレスピの方は、”d”'Adda、なのに、こっちは、”sul" なの?」
「まあ、細かく語れば、いろいろと・・・・・。」
「信濃大町と信州中野、みたいなもんですかねえ」
「地名ですからねえ」

深く考えないで、覚えることです。
「習うより、慣れろ! 街並みと城跡の散歩を楽しみましょう」

外レッコTrezzo sull'Adda街並み201803
( トレッツォ・スーラッダの平凡な街並み )

外レッコTrezzo sull'Adda国道橋201803
( 古城の脇を、とうとうと流れるアッダ川と国道橋 )

国道橋の下流1kmくらいのところが、クレスピ・ダッダです。

外レッコTrezzo sull'Adda発電所とダム2018 (2)
( クレスピ・ダッダの工場用が主目的だった発電所跡 )

トレッツォ・スーラッダの古城の真下に残る水力発電所は、過ぎ去りし繊維産業全盛期を感じさせる造りでした。そして、19世紀末の産業最優先の発想の象徴のような立地です。

外レッコTrezzo sull'Adda城跡201803 (1)
( トレッツォ・スーラッダの古城とアッダ川 )

古城を取り巻く散歩道の端は、早春の雑草に覆われはじめていました。平日には、地元の方々以外に、歩いている人はいないと言っても過言ではない観光スポットです。


外レッコTrezzo sull'Adda城跡201803 (5)
( トレッツォ・スーラッダの古城の塔 )

打ち捨てられた古城風景も味わいがあります。
この程度の遺跡では、まとまった金額の修復予算など、ほぼ、つかないようです。イタリアの土地には無数の歴史が詰まっていることが実感できます。

最後の晩餐だ、ミケランジェロのピエタだ、と先を争うような観光気分とは別次元の空間です。500年くらい前の人々の生活や、川を挟んだ領土争いを想像しながら、湿っぽい土を踏んで歩きました。ガイドブック的な情報が少ない分、自分自身の勝手な想像ができるので、頭の中が冴えてきます。

外レッコTrezzo sull'Adda城跡201803 (4)
( 崩れ残った古城の壁 )

一句など浮かばないまま、城跡を後にしました。

2019年2月記     了



うわさのダヴィンチの渡し船

うわさのダヴィンチの渡し船     2018年3月訪問


「ミラノには、もうひとつダ・ヴィンチがあるんだよ」
と、友人がウインクしながら連れて行ってくれたのが、”レオナルド(ダ・ヴィンチ)の渡し”:Traghetto Leonardesco ( トラゲット・レオナルデスコ )でした。

別名は、”インベルサーゴの渡し”:Traghetto Imbersago。インベルサーゴは、この付近の地名です。

アッダ川のくねった場所で、ひっそり営業している感じでした。

外アッダ川Imbersagoレオナルドの渡し船 (7)
( レオナルド(ダ・ヴィンチ)の渡し船 )

外アッダ川Imbersagoレオナルドの渡し船 (3)
( エンジンなしの双胴船 )

「うそでしょ!」
「看板にも、ちゃんと、『レオナルドの』って書いてあるでしょ。いちおう、レオナルド・ダ・ヴィンチ考案の渡し船という触れ込み。双胴船と水流を上手くバランスさせて川の流れを横切るみたい。上部に張られたロープがあるので、下流に流されないようです。動力はなしのエコ・システムだぞお。」
「ふうーん」


外アッダ川Imbersagoレオナルドの渡し船 (6)
( Traghetto Leonardesco の案内表示 )

料金表を読むと、冬場は週末のみ、春から秋は毎日運行。渡し賃は、大人1人90セント、クルマ1台2.6ユーロです。
観光用ですが、地場の行き来にも使えるサービスです。
「けっこう、やるじゃない」
「10年くらい前に、復活したのさ」
いわゆる『町おこし』の一環のようです。

渡し船は、100メートル弱の幅のアッダ川の両岸を、ゆっくりと往復しています。片道5-6分かかっています。早春のロンバルディア路で、スローモーションのVTRを見ているような気分です。

外アッダ川Imbersagoレオナルドの渡し船 (1)
( 対岸に着いた渡し船と、早春のアッダ川風景 )

ダ・ヴィンチがらみの観光スポットにしては、静かすぎ、のんびりし過ぎです。

あとで、物の本などを読んでみました。レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したものだとは、はっきりと言い切れないようです。不用意に突っ込まれないためにも、目立たないようにしているのかも知れません。単に、やる気がないだけなのかも知れません。

「動力も使わないし、見た目も双胴船でユニークです。”『伝承によると』、天才ダ・ヴィンチ先生考案の・・・”と、きちんと断って、もっとPRすればいいのに。特に、日本人リピーター向けなんかに」
と、思うのは、私だけなのでしょうか。

「人が来すぎて押すな押すなの盛況で、乗船するまで長時間待ちになって困るもんね」
と、いう面もあるでしょう。

この前、行った、スペインのビルバオ郊外のビスカヤ橋の人気上昇ぶりを思い出すにつれ、こんなことを思って、インベルサーゴの渡し風景を眺めていました。


2019年2月記                了



ミラノで猫カフェ”はやる”のかしら

ミラノで猫カフェ”はやる”のかしら   2018年9月

我が家のマダムは、ある画家のネコのカレンダーにご執心です。
ミラネーゼの友は、寝ても覚めてもネーコ、ネコ、猫、状態です。

そのため、ある日、ミラノ初の猫カフェ「クレイジーキャットカフェ」(Crazy Cat Cafe)にチャレンジする羽目になりました。
「ボーイフレンドと行けばいいじゃん?」
「家で、飽きるほど見てるから、『もう、たくさん』なんだって。だまされたと思って、行って見ようよ」

こうして、ミラノ・チェントラーレ駅、徒歩5分ほどのビル街にある"Crazy Cat Cafe*”に来ました。
下のサイトでの情報収集が、おすすめです。

http://crazycatcafe.it/

クレイジーキャットカフェロゴ201809
( クレイジーキャットカフェのロゴと室内 )

クレージーキャットカフェの猫のぞきSep2018
( カフェ内でくつろぐ猫を窓越しに観察 )


クレイジーキャットカフェ案内Sep2018
( 入店作法のお知らせ )

クレイジーキャットカフェ外観201809
( 入店できず、入口でたむろするイチゲンさんの客 )

なんと満員です!

予約なしの客は入口にて退散でした。ざんねん!
私たちも当然、退散組みです。ここで1時間も待っていたら、大変だったと思います。「ああ、よかった」

スタッフは、ほんとに申し訳なさそうな表情。みんな猫が好きなので、お客さんの気持ちが分かるのでしょうね。少し、しんみりしてしまいました。

ちなみに、ミラネーゼは、後日、満を持して猫カフェに行ったそうです。「ランチの味もなかなかだったよ」と、いう満足気なコメントと写真が送られてきました。

私の方は、「猫好きニッポン人のミラノ猫カフェ体験記があるのかなあ」と、思う程度。実際、数点あります。

最後になりますが、冒頭で話に出た猫好き画家さんは、イブリーヌ・ニコッドさん:Evelyne Nicod という方です。
サイトを拝見すると、ユニークな猫の絵のカレンダーも載っています。脳裏にこびりつく、けっこういい絵です。

http://www.gatteria.it イブリーヌ・ニコッドさんのサイト 

「ミラノって、いろいろなものが、”はやる”ときの口火を切る雰囲気がする都会ですね」

           2019年2月記               了

チェントラーレ離れをしませんか

チェントラーレ離れをしませんか     2018年体験

【 チェントラーレ駅ばなれホテルへのお誘い 】

MホテルマンダリンMilano201803
( マンダリン・オリエンタル・ホテル・ミラノ。モンテナポレーネ近くの超高級ホテル)


「せっかくミラノ観光をするニッポンの皆さま、たまには、駅ばなれ、チェントラーレ離れ、をしたホテル選びをしませんか」

たくさんのミラノ体験談を拝読していると、ときどき、こんなことを思ってしまいます。

個人客のお方ならば、ヨーロッパの大きな駅の周りは、決して、その都市を代表する雰囲気の場所でないことも、ご体験済みだと思います。

日本ではないので、ホテルなど、別にエキチカである必要はありません。私も、鉄道の旅は好きですが、ヨーロッパでは、できるだけターミナル駅近くではない都心部に泊まるようにしています。

ホテルマルゲラMilanoSep2018
(ホテル・マルゲラ。ワグネル市場へ徒歩1分、スポンティーニの通りの向かい側、なんていかが?)

「もっと、ミラノの中心部へお泊りになり、ショッピングやミラノの進取の空気を楽しんでくださいね」
「『チェントラーレ駅の周りは、夜、少々危ない雰囲気』って、書いてあるのに、またぞろ、お泊りなんて、もったいないです」
「私だけのミラノ体験に、半歩でも1歩でも近づきましょう」

是非、是非、ミラノのお洒落な気分、伝統的な姿に復元された旧市街の温もりを堪能してほしいです。

カブールHSep2018
( ホテル・カブール。スピーガ通りから徒歩1分 )

ツアーの皆さまは、『バス』で移動なのに、どうして『駅』近くのホテルに泊まる必要があるのでしょう。まあ、ツアー会社が、ご予算の範囲内で選ぶと、チェントラーレ駅周囲とか、高速のインター近くの郊外ホテルになってしまうのは、仕方ないのかも知れません。大型で安価なホテルがポイントなのでしょうが、残念です。


【 駅ばなれ、の努力 】

ミラノの場合と同じ気持ちで、いろいろな都市でホテル選びをすることを、是非、おすすめします。

駅舎チェントラーレSep2018
( ミラノ・チェントラーレ駅正面。駅の左右にホテルが多い場所がある )

イタリアで、よく出てくるパターンとして、

* ローマでも、ミラノ方式で、テルミニ駅周辺に泊まってしまう。
* ベネチアで、島の中に泊まらないで、本土側のメストレ駅の周囲に泊まる。

の二つが印象に残っています。

ご予算を切り詰めた旅ならばともかく、そこそこの個人旅行、高めのヨーロッパ・ツアーをご検討されるならば、滞在先では、その都市の雰囲気を感じる地区に泊まりたいです。

いろいろな考え方のなかの一つです。

2019年2月 記        了















ミラノでひっそり、ホテル・ティチアーノ

ミラノでひっそり、ホテル・ティチアーノ ( Mini Hotel Tiziano )    2018年3月


多数派日本人に背を向けたミラノ観光をする場合、ホテル選びではチェントラーレ駅から離れた場所が、おすすめです。

静か、ツアー客がいない、けれども、市内のあちこちへ行くときも便利なホテル、を思い思いに探してみましょう。ひとりひとりにとって、ユニークなミラノ体験になること間違いなしです。

例えば、ブオナロッティ:Buonarotti かいわいも、便利で落ち着いた地区です。ロー・フィエラの見本市会場へ往復がメインの出張者ならば、メトロ1号線で乗換なしで行き来できます。ドゥオーモへも約10分です。

そんな地区にある、小ぶりなチェーンホテルが、ミニ・ホテル・ティチアーノです。メトロの駅から徒歩1分の立地です。50室前後のホテルですが、家族経営ではありません。

http://hoteltizianomilano.it/en/

Buonarotti Hティチアーノ外観
( ミニ・ホテル・ティチアーノの外観 )

このホテルの最大の特色は、裏に大きな庭があることです。昔の豪邸を建て替え、近代建築のホテルを建てたとき、庭をできるだけ残したのだと思います。

4ツ星の格付けに分類されているので、値段もプライドも高めです。まれに、プライド先行の対応をされるのは、やはりというべきか、運が悪いと言うべきか、迷います。ツインかダブルを早めに予約し、木々の茂る庭側のお部屋を、別途、お願いすると素敵なホテル・ライフになると思います。

BuonarottiHチチアーノ庭園側201803 (5)
( 庭から見たホテル・ティチアーノ )

BuonarottiHチチアーノ庭園側201803 (8)
( ホテルの庭と、地下駐車場入口。庭に出られます )

運悪く、通り沿いのお部屋になっても、朝食は、地下1階の庭を望むモダンな部屋で食べられます。朝日が当たった緑の芝生の、すがすがしい光景を眺めながら、エスプレッソ片手に、あまーいブリオッシュを口に入れると、ミラノ気分が盛り上がります。

BuonarottiHチチアーノ朝食堂201803
( 庭に面した半地下の朝食の間 )

せっかくミラノにいらっしゃったのに、チェントラーレ駅離れをできないなんて、もったいない!

2019年2月記       了


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