やまぶきシニアトラベラー

気まぐれシニア・トラベラーの旅。あの日から、いつか来る日まで、かつ、めぐりて、かつ、とどまる旅をします。

2019年01月

ミラノ・ショッピングに便利なホテル・カブール

ミラノ・ショッピングに便利なホテル・カブール   2018年9月

ホテル・カブール:Hotel Cavour は、有名ブランド店でのお買い物に、とても便利なロケーションにあります。けっこう居心地の良いホテルです。

Hotel Cavour, Via Fatebenefratelli 21, 20121 Milano (ファーテベネフラッテリ通り21番地)
カブールHSep2018
(  スピーガ通り隣接のヌオバ門付近から見たHotel Cavour)

ホテルから、スピーガ通りまでは徒歩1分、モンテナポレオーネ通までも徒歩6-7分です。「ブランド店の買い物袋を、いったんホテルに置き、また、お買い物に繰り出す」という行動パターンを楽にこなせます。

ホテルの玄関横から左奥に見えるヌオバ門をくぐって最初の角が、もうスピーガ通りです。

ポルタヌオバ門Sep2018
( 小ぎれいになったヌオバ門:Porta Nuova )

ホテルの宣伝みたいですが、私は関係者ではありません。単なる実用情報の紹介です。

ホテル・カブールは、格付けが4ツ星なので、多少、高めです。ビジネス客の多い平日は、1部屋あたりツインかダブルで250ユーロ超です。けれども、週末やオフシーズン狙いで1泊150ユーロくらいで泊まるなどの工夫をすれば、お得感が出ます。

ホテルの建物は、近代的なコンクリート建築です。映画館やオフィスビルと一体となった小規模なモールの一角にあります。古き良きヨーロッパの風情はない代わりに使い勝手がよくできています。

カブール広場Sep2018
( カブール広場(右)と、ホテルが入居している近代的なビル(左) )

ここは、ミラノ・チェントラーレ駅から離れているので、日本人比率は、俄然、下がります。ちなみに、チェントラーレからもっと離れた地区に泊まると、日本人比率は格段に下がります。いずれも、ニッポン人ぎらいな日本人旅行者様の眼鏡にもかなうのではないでしょうか。最近のミラノは、中国人やロシア人旅行者が激増とのことですから、ホテル・カブールも様変わりしているかも知れません。

2019年1月記                了









ミラノの平和の門をくぐれない

ミラノの平和の門をくぐれない   2018年3月訪問

ミラノに少し長くいると、お城の背後に広がる広大なセンピオーネ公園へ行くことがあります。ビルの林立する都心部にある貴重な緑です。木立の中を歩くと心が落ち着きます。ゆっくり、ゆったりと奥へ歩きます。

いちばん西の端に、ヨーロッパにはよくある形の門が見えてきます。パリの凱旋門と同じ様式のギリシャ・ローマ風の門です。

センピオーネの”平和の門”です。「また、門かよー」、という気分です。
カドルナのセンピオーネ平和の門正面
( センピオーネ公園西端の平和の門の朝 )

この門は、普段、下をくぐれません。単なるモニュメントです。
「『門』じゃないのかよお」と、グチをこぼしたくなりました。

カドルナのセンピオーネ平和の門よこ
( りりしく鎮座する平和の門 )

平和の門は、30年の間にススや排気ガスを落としてもらって小ぎれいになりました。ミラノの運気も、下り坂から上り坂になったようです。ニッポンの情勢は、ゆるやかながら下り坂に感じますので、ミラノがうらやましいです。
カドルナセンピオーネ平和門198808
( 小ぎれいになる前の平和の門。1988年8月 )

ぶらぶら散歩なので、つい、余計なことばかり考えてしまいます。

給水塔か電波塔のような展望台に行くのもやめにします。階段昇降がきついのです。
カドルナのセンピオーネ公園の展望塔か
( センピオーネ公園内の展望塔 )

朝もやの彼方に、ミラノ城ことカステロ・スフォルツェスコの背面が、ぼおっと浮かびあがっています。

酸素を多めに吸ったら、また、元気が出てきました。
カドルナのセンピオーネ平和の門より城遠望201803
( センピオーネ門付近から見たカステロ・スフォルツェスコ / ミラノ城 )


2019年1月  記    了

お気に召しますカドルナ駅

お気に召しますカドルナ駅        2018年3月訪問


私は、ミラノ・カドルナ駅:Stazione  (Milano)  Cadorna  が好きです。

この前、初めてカドルナ駅と周囲の風景を写真に納めました。
カドルナ駅正面アップ201803
( ミラノ・カドルナ駅正面と、駅前広場のオブジェ )

鮮やかな色使いの駅舎、コルドバのメスキータを思わせる赤い列柱、幾何学的な線路の配線、周辺のハイソな雰囲気に、ミラノの奥の深さ、美しさを感じました。
カドルナ駅赤の柱廊メスキータ風Mar2018
( スペイン、コルドバのメスキータ風の列柱が並ぶ駅前の屋根 )

カドルナ駅は、もともとは、ミラノ・ノルド鉄道という、旧国鉄とは別会社のターミナル駅でした。そのため、駅舎をはじめとする鉄道風景の基本コンセプトが、チェントラーレ駅やポルタ・ガリバルディ駅の雰囲気と別物です。JRと阪急電車の違いと思えば、想像しやすいかも知れません。

また、2015年のミラノ万博を機に駅前広場に設置されたクルクル巻きのオブジェも、見慣れてくると、なかなか愛嬌があって面白いものです。

ミラノに行かれ、空港連絡電車のマルペンサ・エクスプレスを利用し、かつ、カドルナ駅にて乗り降りされる方は、是非、お洒落で美しいミラノ風の鉄道風景を堪能してほしいです。

カドルナ駅前オブジェ201803
( 朝のカドルナ駅前広場とオフィスビル、高級マンション街 )

カドルナ駅は、ミラノ北西部に向かう通勤電車の始発駅です。駅の反対側に周って、行き交う通勤電車や、幾何学模様のように左右対称で、整然と分岐器が交差する線路を、うっとりと眺めていました。

カドルナ発着の通勤電車上り8両201803
( カドルナ駅に到着する2階建て通勤電車 )

カドルナ発着の2階建通勤電車201803
( 最新鋭タイプの2階建て通勤電車。朝夕は8両編成 )

カドルナ駅配線DSS多い201803
( 朝日に輝く幾何学的なカドルナ駅の線路 )

カドルナ駅配線と8両編成電車201803
( カドルナ駅を発車する通勤電車。正面奥が深緑色の駅舎の背面)

実に楽しいひとときでした。
そして、カドルナ駅にも夜がきて、人々は家路に急ぎます。おやすみなさい。

カドルナ駅オブジェ夜景Mar2018
( 夜のカドルナ駅前 )

2019年1月記     了











線路がいっぱい電車がいっぱい、ポルタ・ガリバルディ


線路がいっぱい電車がいっぱい、ポルタ・ガリバルディ    2018年3月、9月訪問


ミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅:Porta Garibaldi は大きな駅ですが、あまり目立つ駅ではありません。

Pガリ駅とボスコVMar2018
( ボスコ・ヴェルティカーレを視野に入れながらポルタ・ガリバルディ駅に到着 )

駅舎は、平凡な現代建築ですし、整然と並ぶ行止り式のプラットホームも、コンクリートの平屋根を乗せたような造りなので、建築美も風情もあまりありません。

Pガリ駅頭端部Mar2018
( ポルタ・ガリバルディ駅プラットホームの頭端部と電車 )

また、特急や中距離列車の本数も少なく、旅行者の印象に残るとも言い難いです。

プラットホームは、地上の1番線から20番線と、地下のパッサンテが2線あります。さらに、地下鉄2路線も乗り入れています。鉄道交通の一大ジャンクションなのに、とても地味な存在です。生活者にとっては身近かな駅ですが、旅行者にとっては縁のうすい駅です。

そんなポルタ・ガリバルディ駅の様子を、イータリーやイゾラ地区に行くときに寄り道して、見つめてみました。

Pガリ駅パッサンテ通路Mar2018
( パッサンテ:Passante 乗り場へ通じる長いエスカレーター )

Pガリバルディ駅エキナカと発車案内201803
( ポルタ・ガリバルディ駅地上部のエキナカ )

電TDポルタガリバルディ駅前とAXAビル
( ポルタ・ガリバルディ駅正面と左の生命保険会社のビル )




Pガリ駅通勤電車Sep2018
( トレノルドの通勤電車とポルタ・ガリバルディ駅 )

DSSいっぱいのPガリ構内Sep2018
( ポルタ・ガリバルディ駅いっぱいに張めぐされた線路と分岐器 )


DSSの幾何学美Sep2018ガリバルディ
( ヨーロッパの鉄道線路独特の分岐器風景 )

Pガリ駅イタロSep2018
( 新しくできた看板特急、イタロ:italo )

Pガリ駅TGVSep2018
( パリ~ミラノ間のTGVテッロ:Thello )

ヨーロッパ風のターミナル駅風景や、いろいろな電車が見られて満足でした。ミラノが大きな都会であることも改めて実感しました。

2019年1月記       了


旅人たちのミラノ・チェントラーレ

旅人たちのミラノ・チェントラーレ    2018年3月訪問


ミラノ・チェントラーレ駅:Milano Centrale も、旅ごころを、しっかりと演出させてくれる駅だと思います。おしゃれで、不安で、わくわくするような空気がいっぱい。次々に出入りする電車や機関車のエンジン音が旅人の心に響きます。

その一方、リンゴのオブジェなどを置き、駅舎の見た目の威圧的な気分を少しでも和らげようとしている関係者の涙ぐましい努力に、思わず、もらい泣きをしたくなります。

駅舎チェントラレとリンゴのオブジェMar2018
( ミラノ・チェントラーレ駅正面とリンゴのオブジェ )

ミラノチェントラーレ工事開始中Aug1988
( 1988年のチェントラーレ駅舎。30年でイメチェンに成功したのでしょうか )

電FSミラノCle駅前ビル街風景201803
( 駅前のデューカ・ダオスタ広場:Piazza Duca d'Aosta もすっきり )

電FSミラノCle駅舎正面の内側201803
( 昔のクルマ寄せも歩行者専用通路にリニューアル )

電FSミラノCle駅舎正面切符売場201803
( 風雅さに少し欠ける高い天井 )

電FSミラノCle構内長いエスカレーター201803
( 地下鉄連絡のエスカレーター。ファッショナブルな空間づくりでミラノをアピール中 )

改札代わりにキップのチェックを受けて、プラットホームへ、にじり寄りました。
いわゆる、駅構内の治安対策のひとつで、ふらふらしているヤツを締め出しています。とても、よいことですね。

電FSミラノCle終端部とドーム屋根201803
( ドーム屋根の下に集えば、心は早くも旅先へ )

ミラノ・チェントラーレのドーム屋根は、大きく明るく美しい形状で、何度見てもほれぼれします。
旅人の話し声、電車のエンジン音が心地よくドーム内で反響していました。

電FSミラノCleドーム屋根の美201803
( 開放感あふれる素敵なドーム屋根と、ファッショナブルな高速電車 )

おおっ、あそこに停まっているのは、トレニタリア:Treitalia (イタリア鉄道) が誇る最新鋭の高速電車「フレッチャ・ロッサ」ではありませんか。

少し経つと、今度は、新興の看板特急「イタロ:italo」が発車していきました。赤光りする”いもむし”のような感じがしました。
電FSイタロ入線201803
( 紅色の高速電車イタロ )

なつかしの客車特急は、ミラノ界隈では絶滅危惧種です。20世紀風の特急列車の旅の思い出を、もういちど味わいたい方は、無理をしてでも客車特急やコンパートメントに乗っておきましょう。
電FSミラノCleの客車特急トリノ行き201803
( トリノ行き特急は、まだ客車。一番後ろの電気機関車が押して走ります )

プラットホームの先端から振り返りざま、見事なドーム屋根が整然と並んでいる光景にまたまた感動しました。

電FSミラノCle駅ドームの美201803
( ミラノ・チェントラーレ駅の美しいドーム屋根 )

人々のざわめきも消えたプラットホームの端で、列車発着風景の醍醐味に浸ります。

左から、白い車体のスイス直通特急の車両が近づいてきます。右からはフレッチャ・ロッサの赤い車体が迫ってきました。
電FSミラノCle入線のフレッチャロッサ201803 (4)
( ミラノ・チェントラーレ駅の発車方向の配線を眺める )

線路は、複雑にからみあい、あるいは側線を分岐して旅先へと伸びていました。
実に壮観な眺めです。

よい旅を! Buon Viaggio !

                             2019年1月記      了












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