ひっそりと息するポルタ・ジェノバ駅 2018年3月訪問
トレノルドのミラノ市内のターミナル駅のひとつ、ポルタ・ジェノバ駅:Porta Genova は、人気のナヴィリオ運河の目と鼻の先にありながら、ひっそりとした駅です。

( トレノルドのポルタ・ジェノバ駅前 )
緑色がシンボルカラーのメトロ2号線や、数系統の市電が通っていて、人通りが絶えませんが、地上の駅は忘れ去られたかのような感じがします。ベージュ色をした、やや大きめな駅舎はイタリア国鉄式の典型的な建物ですが、中に入っても人の気配は、あまりしません。
プラットホームへ出てみると、確かに線路は行止りで、草むしたような静寂な空間が広がっています。
ミラノ鉄道風景のエアポケットに入ったような気分になりました。

( ポルタ・ジェノバ駅構内。手前奥で線路は途切れている )
ポルタ・ジェノバ発着の電車は、昼間は1時間に1本、朝夕は30分に1本です。大阪市内の南海電車の汐見橋駅みたいです。
プラットホームの1番隅に停車中の車両には、勝手知ったる通勤通学客が、もくもくと乗り込んいきます。なんか、人口20万人くらいの地方都市の鉄道風景です。さびしいような、なつかしいような気分。時間は、かなり、ゆっくりと進んでいました。
これも、ミラノの一コマです。

( ポルタ・ジェノバ始発の通勤列車に乗り込む人たち )
列車の背後に垣間見える建物の裏手は、もうナヴィリオのカナル・グランデです。この落差に、ちょっぴり驚いてしまいました。

( 夕暮れのナヴィリオ地区のカナル・グランデ。右手奥がポルタ・ジェノバ駅 )
陽が落ちてイルミネーションが輝き出したカナル・グランデの両側は、もうかなりの人出です。右奥の建物の裏手に駅があり、運河の先まで行くと、線路も見え隠れするなんて、想像だにできません。
不思議な空間体験でしたミラノ・ポルタ・ジェノバ駅。
2018年12月記 了
トレノルドのミラノ市内のターミナル駅のひとつ、ポルタ・ジェノバ駅:Porta Genova は、人気のナヴィリオ運河の目と鼻の先にありながら、ひっそりとした駅です。

( トレノルドのポルタ・ジェノバ駅前 )
緑色がシンボルカラーのメトロ2号線や、数系統の市電が通っていて、人通りが絶えませんが、地上の駅は忘れ去られたかのような感じがします。ベージュ色をした、やや大きめな駅舎はイタリア国鉄式の典型的な建物ですが、中に入っても人の気配は、あまりしません。
プラットホームへ出てみると、確かに線路は行止りで、草むしたような静寂な空間が広がっています。
ミラノ鉄道風景のエアポケットに入ったような気分になりました。

( ポルタ・ジェノバ駅構内。手前奥で線路は途切れている )
ポルタ・ジェノバ発着の電車は、昼間は1時間に1本、朝夕は30分に1本です。大阪市内の南海電車の汐見橋駅みたいです。
プラットホームの1番隅に停車中の車両には、勝手知ったる通勤通学客が、もくもくと乗り込んいきます。なんか、人口20万人くらいの地方都市の鉄道風景です。さびしいような、なつかしいような気分。時間は、かなり、ゆっくりと進んでいました。
これも、ミラノの一コマです。

( ポルタ・ジェノバ始発の通勤列車に乗り込む人たち )
列車の背後に垣間見える建物の裏手は、もうナヴィリオのカナル・グランデです。この落差に、ちょっぴり驚いてしまいました。

( 夕暮れのナヴィリオ地区のカナル・グランデ。右手奥がポルタ・ジェノバ駅 )
陽が落ちてイルミネーションが輝き出したカナル・グランデの両側は、もうかなりの人出です。右奥の建物の裏手に駅があり、運河の先まで行くと、線路も見え隠れするなんて、想像だにできません。
不思議な空間体験でしたミラノ・ポルタ・ジェノバ駅。
2018年12月記 了