旅人たちのミラノ・チェントラーレ 2018年3月訪問
ミラノ・チェントラーレ駅:Milano Centrale も、旅ごころを、しっかりと演出させてくれる駅だと思います。おしゃれで、不安で、わくわくするような空気がいっぱい。次々に出入りする電車や機関車のエンジン音が旅人の心に響きます。
その一方、リンゴのオブジェなどを置き、駅舎の見た目の威圧的な気分を少しでも和らげようとしている関係者の涙ぐましい努力に、思わず、もらい泣きをしたくなります。
( ミラノ・チェントラーレ駅正面とリンゴのオブジェ )
( 1988年のチェントラーレ駅舎。30年でイメチェンに成功したのでしょうか )
( 駅前のデューカ・ダオスタ広場:Piazza Duca d'Aosta もすっきり )
( 昔のクルマ寄せも歩行者専用通路にリニューアル )
( 風雅さに少し欠ける高い天井 )
( 地下鉄連絡のエスカレーター。ファッショナブルな空間づくりでミラノをアピール中 )
改札代わりにキップのチェックを受けて、プラットホームへ、にじり寄りました。
いわゆる、駅構内の治安対策のひとつで、ふらふらしているヤツを締め出しています。とても、よいことですね。
( ドーム屋根の下に集えば、心は早くも旅先へ )
ミラノ・チェントラーレのドーム屋根は、大きく明るく美しい形状で、何度見てもほれぼれします。
旅人の話し声、電車のエンジン音が心地よくドーム内で反響していました。
( 開放感あふれる素敵なドーム屋根と、ファッショナブルな高速電車 )
おおっ、あそこに停まっているのは、トレニタリア:Trenitalia (イタリア鉄道) が誇る最新鋭の高速電車「フレッチャ・ロッサ」ではありませんか。
少し経つと、今度は、新興の看板特急「イタロ:italo」が発車していきました。赤光りする”いもむし”のような感じがしました。
( 紅色の高速電車イタロ )
なつかしの客車特急は、ミラノ界隈では絶滅危惧種です。20世紀風の特急列車の旅の思い出を、もういちど味わいたい方は、無理をしてでも客車特急やコンパートメントに乗っておきましょう。
( トリノ行き特急は、まだ客車。一番後ろの電気機関車が押して走ります )
プラットホームの先端から振り返りざま、見事なドーム屋根が整然と並んでいる光景にまたまた感動しました。
( ミラノ・チェントラーレ駅の美しいドーム屋根 )
人々のざわめきも消えたプラットホームの端で、列車発着風景の醍醐味に浸ります。
左から、白い車体のスイス直通特急の車両が近づいてきます。右からはフレッチャ・ロッサの赤い車体が迫ってきました。
( ミラノ・チェントラーレ駅の発車方向の配線を眺める )
線路は、複雑にからみあい、あるいは側線を分岐して旅先へと伸びていました。
実に壮観な眺めです。
よい旅を! Buon Viaggio !
2019年1月記 了
ミラノ・チェントラーレ駅:Milano Centrale も、旅ごころを、しっかりと演出させてくれる駅だと思います。おしゃれで、不安で、わくわくするような空気がいっぱい。次々に出入りする電車や機関車のエンジン音が旅人の心に響きます。
その一方、リンゴのオブジェなどを置き、駅舎の見た目の威圧的な気分を少しでも和らげようとしている関係者の涙ぐましい努力に、思わず、もらい泣きをしたくなります。
( ミラノ・チェントラーレ駅正面とリンゴのオブジェ )
( 1988年のチェントラーレ駅舎。30年でイメチェンに成功したのでしょうか )
( 駅前のデューカ・ダオスタ広場:Piazza Duca d'Aosta もすっきり )
( 昔のクルマ寄せも歩行者専用通路にリニューアル )
( 風雅さに少し欠ける高い天井 )
( 地下鉄連絡のエスカレーター。ファッショナブルな空間づくりでミラノをアピール中 )
改札代わりにキップのチェックを受けて、プラットホームへ、にじり寄りました。
いわゆる、駅構内の治安対策のひとつで、ふらふらしているヤツを締め出しています。とても、よいことですね。
( ドーム屋根の下に集えば、心は早くも旅先へ )
ミラノ・チェントラーレのドーム屋根は、大きく明るく美しい形状で、何度見てもほれぼれします。
旅人の話し声、電車のエンジン音が心地よくドーム内で反響していました。
( 開放感あふれる素敵なドーム屋根と、ファッショナブルな高速電車 )
おおっ、あそこに停まっているのは、トレニタリア:Trenitalia (イタリア鉄道) が誇る最新鋭の高速電車「フレッチャ・ロッサ」ではありませんか。
少し経つと、今度は、新興の看板特急「イタロ:italo」が発車していきました。赤光りする”いもむし”のような感じがしました。
( 紅色の高速電車イタロ )
なつかしの客車特急は、ミラノ界隈では絶滅危惧種です。20世紀風の特急列車の旅の思い出を、もういちど味わいたい方は、無理をしてでも客車特急やコンパートメントに乗っておきましょう。
( トリノ行き特急は、まだ客車。一番後ろの電気機関車が押して走ります )
プラットホームの先端から振り返りざま、見事なドーム屋根が整然と並んでいる光景にまたまた感動しました。
( ミラノ・チェントラーレ駅の美しいドーム屋根 )
人々のざわめきも消えたプラットホームの端で、列車発着風景の醍醐味に浸ります。
左から、白い車体のスイス直通特急の車両が近づいてきます。右からはフレッチャ・ロッサの赤い車体が迫ってきました。
( ミラノ・チェントラーレ駅の発車方向の配線を眺める )
線路は、複雑にからみあい、あるいは側線を分岐して旅先へと伸びていました。
実に壮観な眺めです。
よい旅を! Buon Viaggio !
2019年1月記 了