イゾラの人気じわじわ 2018年9月訪問
ミラノの街々にも、はやりすたりがあります。
最近、少しずつ注目度が上がっているのがイゾラ地区:Isola 。ポルタ・ガリバルディ駅の北側に広がる下町情緒が残る地区です。ジャズホールや気のおけないバル、食堂、アトリエなどが増えてきています。夕暮れ時のアペリティーボをリラックスしながら楽しんだり、週末の夜を少し静かに過ごしたいミラネーゼが集まってくるようです。
まず、イゾラ地区を目指します。ポルタ・ガリバルディ駅:Stazione Porta Garibaldi に近い有名マンション、ボスコ・ヴェルティカーレ:Bosco Verticale の横をすり抜けて北へ進んで行くと、お店が点在する平凡な住宅街に出ます。
( ボスコ・ヴェルティカーレが見えるイゾラ地区の通り )
いつの間にかイゾラ地区に入っています。昔は運河があって街を仕切る役割をしていたそうですが、今はどこかに埋もれてしまいました。イゾラという地名も、ずばり、「島」という意味ですから、かつて運河があったことが想像できます。
イゾラ地区には、目立ったランドマークもありません。いくつかの広場や、市電の走るカルロ・ファリーニ通り:Via Carlo Farini などを目安に歩き回ってみました。
( イゾラを南北に貫くカルロ・ファリーニ通り )
大通りは、けっこうな交通量がありますが、一歩、入ると静かな下町風の住宅街。それが、いやしの風景を形づくっているように感じました。親しみやすく、手入れもよく、がポイントです。
( イゾラ地区の広場とマンション街 )
( イゾラ地区の中ほどにあるセグリーノ広場と記念碑 )
イゾラも、ナヴィリオ同様に夕方から夜にかけての時間を楽しむ場所なので、明るいうちは、のんびりとした雰囲気につつまれています。
そんなイゾラで一番有名なお店が、アメリカン・ジャズ・ホール、「ブルー・ノート」:Blue Note 。ニューヨークにある有名店のミラノ支店です。開場は夕方からなので、玄関先で、ここ一週間のプログラムを見て退散。ジャズ趣味ではないので、有名店である以外、何も分かりません。次は、誰かに連れてきてもらいたいです。
( イゾラの夜の中心、ジャズバー、ブルーノート )
( ブルーノート入口。昼間は閑散 )
バルやレストランは、イゾラのあちこちに点在しています。
今回、紹介されたレストランは、ブルー・ノートの北側にある、オステリアルノーベ:Osterialnove、というカジュアルなお店。写真のとおり、肩肘張らない、小ぎれいな店構えです。そこそこの通りに面したお店は、みんな似たり寄ったりの雰囲気ですので、みんなで少しずつお店情報をためて行きたいものです。
( イゾラの典型的レストラン、オステリアルノーベ )
オステリアルノーベのウリは、中庭があり、緑を愛でながら食事をするテラス席があることです。
こんもりとした茂みに沿った席は、ミラネーゼには人気です。
私の感想では、あんまり庭の手入れが良くなく、木々が雑然と生い茂っている感じですが、緑の少ないミラノでは、貴重な空間のようです。ランチタイムのテラス席は、ほぼ満席でした。その反対に、室内の一般席はガラガラ。ヨーロッパの人たちは、本当にテラス席での食事が好きだということを、ここでも体感しました。
( オステリアルノーベのテラス席 )
これから、だんだんと注目度が集まりそうなイゾラ。お時間に余裕がある方は、是非、足を伸ばしてほしいです。ミラノの魅力が、しみわたる街中体験ができると思います。
2018年12月記 了
ミラノの街々にも、はやりすたりがあります。
最近、少しずつ注目度が上がっているのがイゾラ地区:Isola 。ポルタ・ガリバルディ駅の北側に広がる下町情緒が残る地区です。ジャズホールや気のおけないバル、食堂、アトリエなどが増えてきています。夕暮れ時のアペリティーボをリラックスしながら楽しんだり、週末の夜を少し静かに過ごしたいミラネーゼが集まってくるようです。
まず、イゾラ地区を目指します。ポルタ・ガリバルディ駅:Stazione Porta Garibaldi に近い有名マンション、ボスコ・ヴェルティカーレ:Bosco Verticale の横をすり抜けて北へ進んで行くと、お店が点在する平凡な住宅街に出ます。
( ボスコ・ヴェルティカーレが見えるイゾラ地区の通り )
いつの間にかイゾラ地区に入っています。昔は運河があって街を仕切る役割をしていたそうですが、今はどこかに埋もれてしまいました。イゾラという地名も、ずばり、「島」という意味ですから、かつて運河があったことが想像できます。
イゾラ地区には、目立ったランドマークもありません。いくつかの広場や、市電の走るカルロ・ファリーニ通り:Via Carlo Farini などを目安に歩き回ってみました。
( イゾラを南北に貫くカルロ・ファリーニ通り )
大通りは、けっこうな交通量がありますが、一歩、入ると静かな下町風の住宅街。それが、いやしの風景を形づくっているように感じました。親しみやすく、手入れもよく、がポイントです。
( イゾラ地区の広場とマンション街 )
( イゾラ地区の中ほどにあるセグリーノ広場と記念碑 )
イゾラも、ナヴィリオ同様に夕方から夜にかけての時間を楽しむ場所なので、明るいうちは、のんびりとした雰囲気につつまれています。
そんなイゾラで一番有名なお店が、アメリカン・ジャズ・ホール、「ブルー・ノート」:Blue Note 。ニューヨークにある有名店のミラノ支店です。開場は夕方からなので、玄関先で、ここ一週間のプログラムを見て退散。ジャズ趣味ではないので、有名店である以外、何も分かりません。次は、誰かに連れてきてもらいたいです。
( イゾラの夜の中心、ジャズバー、ブルーノート )
( ブルーノート入口。昼間は閑散 )
バルやレストランは、イゾラのあちこちに点在しています。
今回、紹介されたレストランは、ブルー・ノートの北側にある、オステリアルノーベ:Osterialnove、というカジュアルなお店。写真のとおり、肩肘張らない、小ぎれいな店構えです。そこそこの通りに面したお店は、みんな似たり寄ったりの雰囲気ですので、みんなで少しずつお店情報をためて行きたいものです。
( イゾラの典型的レストラン、オステリアルノーベ )
オステリアルノーベのウリは、中庭があり、緑を愛でながら食事をするテラス席があることです。
こんもりとした茂みに沿った席は、ミラネーゼには人気です。
私の感想では、あんまり庭の手入れが良くなく、木々が雑然と生い茂っている感じですが、緑の少ないミラノでは、貴重な空間のようです。ランチタイムのテラス席は、ほぼ満席でした。その反対に、室内の一般席はガラガラ。ヨーロッパの人たちは、本当にテラス席での食事が好きだということを、ここでも体感しました。
( オステリアルノーベのテラス席 )
これから、だんだんと注目度が集まりそうなイゾラ。お時間に余裕がある方は、是非、足を伸ばしてほしいです。ミラノの魅力が、しみわたる街中体験ができると思います。
2018年12月記 了